日本はパンドラの箱？壷？の蓋を開けてしまったのか？
2011年4月28日（木） くもりなかなか収束の見通しがつかない福島原子力発電所です。
来年の１月までには安定状態に持っていく・・・と言うのは過分に政治的思惑の絡んだ見通しだということです。
事故後、すでに25年が経過するチェルノブイリの4号機さえ、未だ予断のならない状態だそうです。
そもそも日本が地震大国であることは周知の事実です。
世界で唯一の被爆国である日本が、経済優先のために地震多発地帯の国土に原子力発電所を作ってしまったことは、
まさに絶対にやってはいけない事に手を染めてしまった・・・と言えます。
それも、使用済み核燃料を始めとした放射能汚染物質の最終処分場や方法さえも確立していないうちの見切り発車です。
お金さえ積めば、どこか遠くの？の自治体が最終処分場を引き受けると考えたのでしょうか？
自分ごととして考えればとてもそのような判断はできないはずですが、いかがお考えになりますか？
地震と津波は天災ですが、福島原子力発電所の事故は人災
2011年4月11日（月） 晴れ
東日本大震災が起きて一ヶ月です。
地震と津波は天災です。
しかし、福島原子力発電所の事故は人災に間違いありません。
関係者は一様に「想定外」という言葉を枕言葉のように乱用しますが、
８６９年（平安時代）に起きた貞観津波の痕跡を調査した研究者が、同原発を大津波が襲う危険性を指摘していました。
原子力安全委員会は「あらゆる事態を想定して対策していては費用がかかって仕方がない」と言明した。
費用を考えるのは東京電力の仕事で、原子力安全委員会は原子力の安全活用を考える組織のはずです。
一民間企業の費用のことなど考えずに、国民の安全を考えねば。
また、東電の副社長も、貞観津波のことは知っていたとＴＶで言明。
ならば、「想定外」という言葉は使うべきではない。