あの最高級の（高額な）健康食品・EYが飲ませられない
私がショックから立ち直った後、あの高額な健康食品・EYも飲ませようと考えたのですが、なかなか言い出せません。
理由は、再発が発見された時、本人には、まだ自覚症状が全くありませんでした。
そのタイミングで例の最高級の高額な健康食品、EYを「飲んだら？」と勧めることは、父に「がんの再発」を知らせるのと同じ意味です。
ガンが消えた時、担当の医師が父に「がんが消えた」と他の患者さんのみえる大部屋で告げなければ・・と悔やまれてなりませんでした。
（たぶん、医師としては快挙だったでしょう。すでにガンを告知している同室の患者さんにもアピールしたかったのでしょう。治療中の父には、病名を伏せたまま、トンカツが喉に詰まった時のカサブタということで押し通しました。でも、たぶん、父は自分ががんだと気づいていたと思います）
新たな治療の手立てが有れば、わずかでも良くなる見込みが有れば、
「飲めば？」と言えるのですが、最初のがん発見時とは違い、
何も治療ができない状態で「再発」を知らせるようなことは・・・
なかなかできませんでした。
（発見時は、治療をすれば消えないまでも、半分くらいの大きさになると言われていました）
そして、徐々に症状が出始めて食事が喉を通りにくくなり、再び体重がガクンと落ちました。
本人が最高級の健康食品を使おうとした頃には（患部が食道であるために）ほとんど何も咽を通らない状態になっていました。
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大学病院に相談したら、「とりあえずは近くの病院に通院で・・・」ということなので
最初にがんを見つけてくれたY医院に再びお世話になることにしました。
ブドウ糖の点滴と、明治の缶入りの流動食をいただいていました。
何回か通院したころY先生から「良かったら、丸山ワクチンを注射してあげるが・・・」という打診をいただきました。
父が飲んでいた高価なEYという健康食品の有効成分は植物由来の多糖体です。
丸山ワクチンはヒトの結核菌から抽出した多糖体が成分です。
もはや、喉を通らなくなった健康食品と同じ成分が注射で直接に体内に注入できれば・・・とお願いすることにしました。
次は丸山ワクチンを使ってみるです。
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