老化とDNAとがんについて・アメリカ最新栄養学13 十分な栄養摂取が、がんから身を守り健康を維持します。
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十分な栄養摂取が、がんから身を守り健康を維持します。私はここで皆さんに免疫学を講義しているわけではありませんので、こういう専門用語は別に覚える必要はありません。 免疫組織を健康に保つことが重要である事だけを覚えておいて下さい。 しかし免疫組織を健康に保つことと、免疫組織刺激用の製品を摂取し絶えず刺激し続けることは同じではありません。 ミネラルやビタミンも免疫組織を健康にしますし、バランスの取れた栄養、適度の運動、ストレスの回避なども健康な免疫組織の維持に役立ちます。 ストレス過剰になったり、病気になったりして免疫組織を刺激しすぎると、ストレス･ホルモンまたは免疫抑制ホルモンと呼ばれるものが作られます。 これはふつうコルチゾン様の糖質コルチコイドで、免疫組織の働きを抑制します。 つまり免疫組織の機能が低下します。 そういう状態にあって、しかも家系に癌にかかった人が多い場合には、不運としか言いようがありません。 癌細胞がそういう人の体の中を浮遊していてしかも免疫の機能が低下している場合には、すべての条件が整って癌が発生してしまいます。 だから健康を維持するには十分栄養を摂らなければなりません。 あらゆる種類のビタミンや薬草をしょっちゅう飲んでいる人がいますが、そういう必要はありません。 それはとり過ぎです。 まず、十分な栄養とは何かを良く理解し、遺伝を良く理解し、それから自分に不足している栄養を摂取するようにします。 これが健康維持に必要な第1段階です。 先ほども言いましたが、もし皆さんが癌発生率の高いグループに属している場合はどうしますか？ 癌の発生率の高いグループとは何でしょうか？ 先祖を調べてみて叔父さんやお祖父さんがみんな癌で亡くなっている場合、ウォールストリートで働いていて毎日ストレスの多い生活を送っている場合、いつも気分がすぐれなかったり、いつも攻撃的だったり、しょっちゅう風邪を引いたりしている人は発生率の高いグループに属していることになります。 もし皆さんがそういうタイプの人であれば、腫瘍がないかどうか定期的に、例えば年一回の定期検診などを受けるべきです。 私なら自分で検査しますし、あらゆる予防策も講じるはずです。 積極的に治療します。 一方、先祖に発癌した人がいなければ，恵まれた家系に生まれた人です。 あまり攻撃的じゃないだろうし、とても幸せで人助けも良くする人でしょう。 定期検診も受ける必要はないかも知れません。 個人差があるので何とも言えませんが、10年に一回ぐらいで十分かも知れません。 こういうことを知っていれば、いつか少しは役立つときが来ます。 老化も癌も心血管性疾患もすべて共通したものを持っています。 時間の都合上、がん予防やガンに対応するためのサプリメントの説明までできませんでしたが、日々の生活の中で抗酸化剤による防御方法が大変重要です。 栄養学の情報を学び、最高の抗酸化製品として最低限、総合ビタミン・ミネラル剤、オメガ３系脂肪酸のサプリメントを家族でとることをお薦め致します。 ご静聴有難うございました。 健康情報のトップへ
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