老化とDNAとがんについて・アメリカ最新栄養学11
がんの転移（ガン発生の４段階とは）
こだわり堂本舗
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いよいよガンが発生する４段階目です。
４． 転移とは癌細胞が体の中を循環し始める
体の中を循環している癌細胞のほとんどは免疫組織により排除されます。
いろいろな種類の細胞が癌細胞を殺します。
１つはナチュラル･キラー細胞と呼ばれ、別の細胞はCTLと呼ばれます。
すべて白血球の一種です。
スライドをお見せします。
しかし免疫組織が弱まると、つまり病気になり衰弱してくると、癌細胞が暴れだし、再び第3、第4段階を経て増殖するようになります。
そして突然、体全体に癌が現れるようになります。
癌細胞は馬鹿ではありません。
血管を使って移動すれば、必ずたくさんの白血球に遭遇し殺されてしまうことを良く知っています。
だからふつうリンパ腺を使って広がります。
リンパ腺にいる白血球は疲れています。
白血球は血管の中を循環しながら、あらゆる種類の刺激にさらされています。
風邪を引いたり、その他いろいろな理由で働きすぎているので休暇が必要です。
疲れた白血球はリンパ腺を通って胸腺へ送られ、そこで活性化され、元気になって再び活発に働き始めます。
白血球はリンパ腺を通って胸腺に戻る段階では休暇中ですから、あまり回りを警戒していません。
癌細胞はそれを良く知っています。
リンパ腺を通って行けば免疫組織により阻止されないことを知っているのです。
だから転移が起きたらまず調べるのがリンパ節です。
癌細胞にとって敵がいない場所、すなわち安全に拡散できる場所がリンパ節だからです。
これが転移です。
以上のことを理解しておけば、いろいろな方法で自分を守ることができます。
それが特に皆さんにお話したい内容です。
DNAの損傷はいつも起きています。
しかし抗酸化剤でDNAの損傷を最小限に抑えることができれば、それが第1段階の防御方法になります。
第2は栄養を十分摂取し、ライフスタイルを健全にし、精神的にも健康であれば、免疫組織を健康に保てますからさらに安全です。
しかし免疫組織を24時間刺激し続けてはいけません。
免疫組織を健康に保つことと、常に刺激することは同じではありません。
刺激ばかり受けていると免疫組織は疲れ果ててしまいます。
次はがんになりやすい遺伝子についてお話します。
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| Presented ｂｙ ワカイ フーズ Last updated 2012/6/6 |
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